認定看護師と専門看護師はここが違う

看護師には特定看護師・認定看護師・専門看護師などがあり、 普通の看護師と区別されていますが、どこが違うのかよく分からないという 声もよく聞かれます。 そこで、ここでは認定看護師と専門看護師について説明してみたいと思います。

まず認定看護師には「特定の看護分野において熟練した看護技術と知識」が必要とされ、 「水準の高い看護」を実践することとされています。 これに対し専門看護師は、「特定の専門看護分野において卓越した 看護実践能力を有する」ことが前提となっています。

つまり専門看護師は、高度な知識を必要とされる専門分野で活躍することが できる看護師ということになります。 たとえばがんの看護や、慢性疾患の看護、老人看護というように、どれも 専門性の高い分野になりますが、そうした分野で能力を発揮できるのが 専門看護師なのです。

認定看護師になるための認定看護分野もいろいろありますが、専門看護師より 細かく分かれていて、たとえば集中ケア・緩和ケア・がん化学療法看護などが あります。 また自分が専門知識を有するだけでなく、後輩の指導にあたることも大切な 仕事になります。

また専門看護師は看護師への教育を任されるだけでなく、保健医療福祉チームの 調整の役割も求められています。 他にも患者や家族に対する倫理問題を解決するための調整も、専門看護師の 役割の一つとなっています。

認定看護師・専門看護師のどちらとも、専門分野に関する深い知識や技術が 必要とされますが、それだけではなく後輩への指導も役割に含まれるのですね。 さらに専門看護師は、医療関係者だけでなく患者の気持ちにも踏み込んで、 調整をしなければなりません。

そのため高い人間性やコミュニケーション能力が必要とされます。 その分責任も増しますが、誰でもなれるものではないため達成感も充分に 味わえる仕事だといえるでしょう。

看護師の仕事は専門知識を身につけているだけではなく、患者や同じ看護師と 深く関わる能力も必要になります。とても大変ですが、現場で仕事に取り組む中で こうした能力もどんどん磨かれていくことでしょう。

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